『色道四十八手 たからぶね』(名古屋シネマテーク・3月7日~13日・連日20:35~)+渡辺護監督作品&渡辺護自伝的ドキュメンタリー(シアターカフェ(名古屋)・3月21日~27日)

by TAKARABUNE

名古屋シネマテークでピンク映画50周年記念作品『色道四十八手 たからぶね』(企画・原案:渡辺護、主演:愛田奈々、監督・脚本:井川耕一郎)が上映されます(3月7日(土)~13日(金)、連日20:35~)。
8日(日)、上映後にほたるさん(雀役)と井川のトークあり。

名古屋シネマテーク公式サイト

また、名古屋のシアターカフェでは、3月21日(土)~27日(金)に、渡辺護監督作品と渡辺護自伝的ドキュメンタリーの上映があります。
詳しくはこちらをどうぞ。
シアターカフェ公式サイト

 

≪ピンク映画50周年記念作品『色道四十八手 たからぶね』≫

『色道四十八手 たからぶね』公式サイトはこちら↓

 

25年に渡りピンク映画専門誌の発刊、ピンク映画のアカデミー賞といわれる〈ピンク大賞〉を主宰する「PG」と、関西を拠点に月刊でフリーペーパーの発行やイベントを企画する「ぴんくりんく」――二つのピンク映画ファン有志のグループが、2012年に〈ピンク映画五十周年記念映画〉を企画し、2013年秋に渡辺護に監督を依頼。

快諾した渡辺は、「四十八手」「春画」という日本独特のエロティシズムを題材にした脚本で、新たなピンク映画のスタンダードを作ることを宣言し、準備に入った。
ところが、2013年11月に外出先で倒れ、検査の結果、がんであることが判明。自宅療養中の12月24日に亡くなる。
「井川が監督し、映画を完成させろ」という渡辺護の遺志を受け、脚本の井川耕一郎が監督し、2014年3月に『色道四十八手 たからぶね』は完成。

『色道四十八手 たからぶね』(2014年・71分・35mm・R18)
出演:愛田奈々、佐々木麻由子、ほたる、岡田智宏、なかみつせいじ、野村貴浩
企画・原案:渡辺護 監督・脚本:井川耕一郎 撮影・照明:清水正二
製作・配給:PGぴんくりんく

物語:一夫(岡田智宏)は千春(愛田奈々)と結婚し、幸せの絶頂にいた。ところが、千春には別の顔があった。彼女は数年前から叔父の健次(なかみつせいじ)と不倫していたのだ。「復讐しよう!」と一夫に訴える叔母の敏子(佐々木麻由子)。でも、一体どうやって……? 二組の夫婦をめぐる愛と欲望を軸に、シュールな味わいたっぷりに人間の本質をユニークに浮かびあがらせた作品。

 

≪ピンク映画50周年記念作品「色道四十八手 たからぶね」(企画・原案:渡辺護)公開記念  渡辺護自伝的ドキュメンタリー上映:シアターカフェ(名古屋)・3月21日(土)~27日(金)≫

3月21日(土)
15:00 『渡辺護自伝的ドキュメンタリー第1部 糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護』
上映後、井川耕一郎、北岡稔美(ドキュメンタリー 製作・編集)によるレクチャー
18:15 『紅壺』+ドキュメンタリー『渡辺護が語る自作解説 新人女優を撮る』
上映後、井川耕一郎、北岡稔美(ドキュメンタリー 製作・編集)によるトーク

3月22日(日)
15:00 『渡辺護自伝的ドキュメンタリー第2部 つわものどもが遊びのあと 渡辺護が語るピンク映画史』
上映後、井川耕一郎、北岡稔美(ドキュメンタリー 製作・編集)によるレクチャー
18:30 『(秘)湯の街 夜のひとで』+ドキュメンタリー『渡辺護が語る自作解説 エロ事師を撮る』

3月23日(月)
16:00 『渡辺護自伝的ドキュメンタリー第1部 糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護』
19:00 『紅壺』+ドキュメンタリー『新人女優を撮る』

3月24日(火) 定休日

3月25日(水)
16:00 『渡辺護自伝的ドキュメンタリー第2部 つわものどもが遊びのあと 渡辺護が語るピンク映画史』
19:00 『(秘)湯の街 夜のひとで』+ドキュメンタリー『エロ事師を撮る』

3月26日(木)
16:00 『渡辺護自伝的ドキュメンタリー第1部 糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護』
19:00 『紅壺』+ドキュメンタリー『新人女優を撮る』

3月27日(金)
16:00 『渡辺護自伝的ドキュメンタリー第2部 つわものどもが遊びのあと 渡辺護が語るピンク映画史』
19:00 『㊙湯の街 夜のひとで』+ドキュメンタリー『エロ事師を撮る』

●料金:1作品 一般1300円/シニア1100円(全てドリンク無)
※スタンプラリー開催。全4プログラムご覧いただいた方は、最後の作品が100円引きになります
※入場者特典として「糸の切れた凧」ポストカードをプレゼント!!
会場:シアターカフェ http://www.theatercafe.jp/  名古屋市中区大須二丁目32-24 マエノビル2F TEL 052-228-7145

<作品紹介>

『紅壺』(1965年/扇映画)
78分/モノクロ/スコープ/デジタル上映
脚本:吉田貴彰(吉田義昭)、撮影:大森一郎(門口友也)
出演:真山ひとみ、原あけみ、黒木純一郎、千田啓介
少女は男たちを利用してトップモデルを目指す。渡辺護は主演の真山ひとみに一目惚れ。映画を撮る歓びに恋する歓びが加わった初々しい監督第二作。結局、失恋したものの、渡辺は東てる美、美保純、可愛かずみと魅力的な新人女優を撮ることにとり憑かれていく。

『(秘)湯の街 夜のひとで』(1970年/わたなべプロ)
70分/パートカラー/スコープ/デジタル上映
脚本:日野洸(大和屋竺)/撮影:池田清二
出演:大月麗子、吉田純、二階堂浩、港雄一
さすらいのエロ事師を描く系列の代表作。温泉街に流れ着いた久生と雀。監督の久生はブルーフィルムの傑作を撮ろうとするが……。愛する久生と離れ離れになった女優の雀がぼろぼろになって早朝の川原にたたずむラストには、悲哀を突き抜けた崇高さが感じられる。

渡辺護自伝的ドキュメンタリー第一部「糸の切れた凧 渡辺護が語る渡辺護」(2011年/122分)

渡辺護自伝的ドキュメンタリー第二部「つわものどもが遊びのあと 渡辺護が語るピンク映画史」(2012年/138分)